上顎部分切除

上顎腫瘍に対してマージンを確保し、摘出を検討。

かかりつけ医での生検では良性病変と検査結果はでているものの歯を融解するなど挙動が怪しいため、切除生検を検討することとなった。

ある程度、マージンを確保し上顎犬歯-第2前臼歯前縁レベルでの上顎骨切除を実施。

CT画像からは上顎骨の背側レベルまでの浸潤を疑う所見があったため、そこを確保することが重要と考えた。立体的に考えて、実際のランドマークと切除縁との距離など、術前計画を立て、実際の手術に反映することが外科医としての重要な点です。

閉創は、切除縁をデブリードして硬口蓋粘膜と口唇粘膜を縫合した。

今回の症例は、診断はやはり悪性腫瘍である骨肉腫でマージン完全でした。

創部も問題なく、術後合併症もなしで完了しております。