重度の膝蓋骨内方脱臼

重度な膝蓋骨内方脱臼になってくると、成長期段階で大腿骨や脛骨に大きな変形が起きてきます。

大腿骨遠位の内反と脛骨の内旋は多く認められる変形である。

一般的に多く実施される脛骨粗面転位術(TTT)もこの脛骨の内旋に対する矯正骨切術である。

大腿骨に関しては、あまり行われていないが変形が強い場合、変形を矯正するため、矯正骨切術が行われる。

大腿骨矯正骨切術は、aLFDA→95±10°の範囲で適応と考え、前捻角(15-25° 小型犬と大型犬でやや異なる)もJIGを利用することで同時に矯正できる。前捻角はCTで測定すると確実で、当院ではそうしている。

大腿骨の矯正骨切術に使用する大腿骨プレートは、各社様々なものが使用できる。コンディラープレートを使用される方もいらっしゃいます。当院ではMOVORA社の大腿骨プレートを使用。