猫交通事故

猫ちゃんの交通事故は、近年では減少していますが、車社会の愛知県ではちょくちょくあります。

上半身に大きく障害を受ければ、顔面、下顎、胸腔を損傷することが多く、下半身では仙腸関節脱臼、骨盤骨折、尿道損傷、後肢の骨折が多く起こります。

以前、交通事故にあった猫ちゃん。下顎枝が粉砕骨折で、内固定不適応と判断した症例です。事故後、気胸が徐々に明らかになってきたため、2日間ほど内科療法で安定化させました。気胸は消失したので、その後下顎結合の骨折もあったのでワイヤーで整復し、栄養管理のためPEGを設置しております。下顎枝には、コンポジットレジンにて犬歯を3週間固定し、線維化による固定を目指しました。

レジン抜去後、不正咬合もなく、採食も問題なく、無事に元の生活に戻れました。レジン装着中の管理は大変なものでしたがオーナーさんの協力もあり、無事に治癒しました。