骨盤骨折

猫ちゃんで交通事故により骨盤骨折を生じていた症例です。

レントゲン検査では腸骨、寛骨臼の骨折が確認されたがCT検査では寛骨臼を含む頭側領域での粉砕骨折であった。左右恥骨の骨折も確認された。

仙腸関節脱臼はなし。

2日ほど他院で状態改善のための入院を実施しており、正常な排尿も確認されていた。

手術内容としては、

骨片同士を配列することは困難と判断し架橋プレートとした。また寛骨臼が厳密に整復出来ないことを考慮し、大腿骨頭骨頸部切除も実施した。大転子骨切り術にて臀筋を脱転させ、プレートを設置した。続いて大腿骨頭骨頸部切除を実施。恥骨の骨折断端部が骨盤腔側に迫り出さないように腸骨にワイヤリングした。その後、テンションバンドワイヤーにて大転子を整復し、閉創した。