真珠腫性中耳炎

斜頸など前庭疾患により姿勢維持の困難を主訴に来院され、CT検査で明らかな鼓室包の破壊が認められました。内耳の損傷だけでなく頭蓋内への浸潤も認められた状態でした。

外耳道には大きく異常はなく、侵襲性など総合的に判断して腹側鼓室包切開術を実施しました。

髄液漏出は致命的であるため、細心の注意を払い、内容物を裏打ちされた辺縁を丁寧に剥離し除去しました。

術後の神経徴候は悪化はなく、術後2ヶ月で徐々に神経徴候の改善が認められている。