頸部巨大腫瘤摘出
巨大腫瘤の摘出。肩甲骨下から頸部にかけて急速な増大傾向を示す腫瘤を確認。
CT検査では、食道や気管との関係や反回喉頭神経や外頸静脈の巻き込みは否定できない所見であった。ホルネル症候群も発症しており頸部末梢神経の障害が出ていると考えられた。
急速な増大を主訴にしており、実際初診時から10日間で長径13->15cm、CT検査時より手術時は拡大していた。
明らかな転移は認められず、外科でしか局所コントロールがつかないだろうと判断。
前肢断脚は免れず、頸静脈も腫瘤に巻き込まれており切除した。
術後数日間はVena Cava Syndromeで顔面腫脹は出現したが改善した。ホルネル症候群は若干残るものの改善。抜糸時SSI発症が確認されるも細菌培養検査・薬剤感受性試験結果より適切な抗菌薬で改善。
病理組織学的に(骨外性の)骨肉腫と診断されたため、創部が問題なくなったのちすぐにCBDCAによる抗がん剤療法を開始した。


