脊髄造影検査について

掲載日:2025.04.24

当院ではCT検査装置は導入しておりますが、椎間板ヘルニアの100%を診断できるわけではありません。プレーンなCT検査だけで多くは判断がつきますが、不鮮明である場合などは脊髄造影検査を実施します。(脊髄内の病変の場合や頭蓋内の病変はMRIが必要となってきます。あらかじめ疑わしい場合は、他施設へのご紹介をさせていただきます。)

それにより、診断の精度を高めることができます。

デメリットもあります、脊柱管内に正確に造影剤を注入する手技がそれなりに難しい点、造影剤の注入により発作などを誘発してしまう可能性がある点、アレルギー反応などがあげられます。

今後も診断精度を上げていく、手法として取り入れていきます。

 

愛知動物外科病院