3Dプリンタを用いた手術計画

掲載日:2025.04.24

当院の特徴として、最近では3Dモデルの構築がより容易になったため、手術前にイメージしやすくなった点や模型を用いたpre手術を行うことができるようになりました。CTデータ(DICOM)から構築し、印刷します。

現在までに当院ではインフォーム時の説明だけでなく、大腿骨や脛骨の変形矯正、骨盤の外科、椎体の外科、鼓室胞骨切りなどで使用してきました(一部を下の写真に示します)。最近では、特に変形矯正には力を入れておりますので、これからまだまだ適応となる数は増えてくると思います。

 

個人的にメリットはかなり大きく感じています、手術計画もより詳細になり、術中もモデルを見て確認することもできますし、手術の精度を1段階上げられていると感じています。

 

愛知動物外科病院 丹羽