骨折
掲載日:2021.10.03
10月に入りました。間もなく開院して1ヶ月になります。
関係者の方々を始め、皆様のおかげで無事に活動を継続できております。
今回のトピックは骨折。
昨今、交通事故による骨折や外傷は減ってきていますが、トイ種を始めとした小型犬の前肢(橈尺骨骨幹遠位)の骨折が増えてきております。
お家のベッドや椅子、階段の登り下り、滑りやすいフローリングが原因となって骨折してしまう事が多いです。「こんなちょっとの高さから降りただけで骨折するなんて・・・」とおっしゃる飼い主様も多いです。ヒトからしたら大した高さではなくても、ワンちゃん達からしたら高いのです。
ベットや椅子、階段の登り下りは意外と危険。このことを意識するだけでリスクは下がりますので覚えておくといいと思います。
もし骨折してしまった場合、なるべく早い対応が必要です。まずは外固定と言って骨折部を保護する包帯が必要です。やらないと場合によっては開放骨折となってしまいます。
愛知動物外科病院では小さいワンちゃんたち用の特殊な小さなインプラントも用意してあります。また、最新のロッキングシステムも採用しておりますので、より安全で負担の少ない手術が実施可能です。何かありましたご相談ください。
愛知動物外科病院